サスティナビリティ

2012年。SDGsの前身であるミレニアム開発目標の実現に向けて、途上国の貧困課題の解決と日本の農業の海外展開を目指して、私たちの事業はカンボジアの1枚の畑からスタートしました。

私たちは、会社は『世の中の課題を解決する公的な器』と考えています。私たちはその器を一時お借りして役割分担をしながら運営しています。それは株主も含めた関係者さま全てに共感していただきたいことです。

私たちは、「途上国からの貧困の削減」と「安全で持続可能な農産業の発展」を解決課題に設定して事業に取り組んでいます。

世界情勢や地球環境が大きく変化するなかで、社会活動にかかわる一人ひとりのアクションが重要視される時代になりました。その一方で、日本はまだまだ社会事業への風当たりは強いです。

皆さまと、この事業や商品との繋がりが広がることで、社会を少しでも良い方向へ、変えていく力になればと切に願います。

日本の農産技術を通じて、途上国の農産地との連携を

私たちは従来の途上国農業に代表される、プランテーション農業やモノカルチャー経済からの脱却を目指しています。 現地の一人ひとりの生産者が主役となる持続可能な自助努力による農産業の発展を推進しています。

その為に現地との技術連携やパートナーシップの構築に力を入れて取り組んでいます。

カンボジアへの教育支援事業

途上国ではたとえ学校があっても、きちんと教えることができる先生が少ないことが原因で、多くの子どもたちの教育機会が失われています。

私たちは創業時からずっと、開発途上国で教育支援をする「国境なき教師団」を通して、全ての子どもたちが学ぶことができる世界の実現に向けた支援活動に取り組んでいます。

日本の産地ロスゼロに向けて、途上国と連携した新たな取り組み

日本の産地では毎年何千トンもの産地ロスが発生しています。 私たちは、産地やJAと共に産地ロスゼロに向けて、途上国との新しい連携の取り組みを進めています。

市場に出荷できない規格外品を海外へ原材料として輸出し、現地で日本産果物を活用した手作り農産加工商品にする仕組みを作りました。私たちはこのバリューチェーンを『グローバル6次化モデル』と呼んでいます。このモデルを通じて、日本の産地では規格外品が輸出実績に繋がり、カンボジアでは雇用が生まれる、新しい好循環の輪を広げていきます。

環境にやさしい物流の実現へ

私たちは従来の物流における 危険なポストハーベスト農薬の使用を禁止しています。 残念ながら現在も、日本へドライフルーツやナッツが運ばれてくる際に、輸送コストを抑えるために多くのポストハーベスト農薬が使用され、それらはブラックボックス化されてしまっています。 私たちは、原産国からの物流管理と確認を自ら手掛けることで、地球環境と安全を守るためのアクションを起こしています。

私たちは次世代の作り手として、こういった環境課題に着目して業界全体の改善を目指します。

官民連携による社会課題の解決へ

途上国との農産業連携を、官民一体となって進めていくためのアクションをしています。 2017年にはJICAプロジェクトで、カンボジア農産加工品の付加価値向上の案件化調査を行い、カンボジア農業省の方々を日本に招いての交流や意見交換を行いました。

2国間の政府会議や、行政や政府の輸出政策勉強会の場で事業報告や提案を繰り返すことで、行政と一体となった農業における社会課題解決型のムーブメントを作っていきます。 日本の地方や農産業の未来に、途上国と連携した無限の可能性が広がる活動を続けます。

最後に・・・
もう一つの夢として、
途上国のドライフルーツを宇宙食に。

宇宙への可能性が広がっていく近年。2040年には約1000人の人たちが 月で滞在するとも言われています。
その時代には、宇宙で一番食べてもらっているドライフルーツになっていたいと願っています。

日本の農村もそうですが、カンボジアの田舎で夜空を見上げたとき
凄まじく綺麗な星空が広がっています。
現地の子どもたちが、そんな星空を見上げて
「オレの父ちゃん母ちゃんが作った果物が、あの宇宙で食べられているんだ」
そう思ってもらえたら、すごく夢があると勝手に描いています。

農業という一次産業の無限の可能性を、途上国と共にこれからも描いて
実現する未来を私たちは作っていきます。